1月以降、大滝詠一さんを偲ぶ文章や
企画がたくさん出されていますが、
『月刊三陸かもめ』2014年2月号に
掲載されている
私の知っている
大瀧栄一氏のこと
というエッセイは、出色の内容です。
お書きになっているのは、
釜石市立鉄の歴史館館長の
佐々木諭(サトス)さんで、
大瀧さんご本人が滅多に語って
こられなかったご自身での
釜石での青春時代のお話が
豊富に語られています。
震災後に、旧制菊池栄一さんは
「サトス、生きてたか」と通信回線で
連絡されたとのこと。
高校時代に青森の三沢基地の
短波放送をどのようにしてキャッチ
していたかも、私ははじめて知りました。
「これまで作った音は、清算して、また新しい音楽に挑戦したいと、
思っているよ」
『月刊三陸かもめ』はhttp://sanrikukamome.net/
からも購入できるようです。
大瀧ファンならずとも、オリジナルとは
何かを考えさせられる、すばらしい内容です。す。