みち、道、途、路、青山

カワキタという男の小話。
キャリアとシゴトミチについて。
じゃん、じゃん。
 ○
白川静『漢字百話』に次のように
記されています。・・
道とは恐るべき字で、
異族の首を携えてゆくことを意味する。
..戦争などのために敵地に赴く軍を、
先導するときに用いられる。
そのとき異族の首を、
呪具としたのであろう。..
首を携えている形は導で、
これによって通行しうるものを道という。
・・道を存在への確認のしかた、
さらには実在そのものとする形而上学に
発展させたのは、荘周一派の哲学である。
なお途の方がいいかなと申しましたが、
行路の方がもっといいでありましょう。
旅路、って意味で
(貴族が旅先に泊まる宿が行宮、
旅先で使う灯火が行燈)。 
仕事行路。これの方が語感がよろしい。
キャリア=暗夜行路。
 ○
というわけ。
キャリアって、きかれたら
それは、みち、だよ。
道、途、道、ミチ・・・
どの漢字かぁあ、
そりゃあ
純、
おまえ、
しだいだぁぁ(邦衛風)。