先月、全国図書館大会で
お話をした。そのために
新聞インタビューを受けたり
もしたのだけれど、そこで
図書館に人が通い続ける限り
社会は大丈夫だと思う
と述べた。また講演では
図書館は誰も排除しない場所
図書館は失敗できる場所(借りてみて
読んでみて違うと思えば借り直せばいい)
といったことをお話した。
最近は図書館の貸出冊数も伸びている
という。実際、いろいろな地域の図書館を
たずねると思いの外、人がいることも多い。
いいことだと思う。
ただ、その図書館自体も決して安泰ではない。
図書館には図書とならんで、人がいる。本を
適切に管理し、ときに利用者の相談に乗ったりと
図書を守り、育てる仕事をしている人がいる。
そんな司書さんの現状について考える
「図書館フリーウェイ」というイベントが
来年1月12日に東京の府中市で開催される。
http://tosyokanfreeway.seesaa.net/
http://www.sisyokai.net/
主に都立高校の図書館と司書さんの現在に
ついて多くの方に知ってもらいたという意図で
企画されている。
図書館はみんなで守り、育てていくものだ。
全国でもこのようなイベントが広がるといいと思う。
ご関心の方は、ぜひ上記イベントにご参加ください。