タイムスリップ

 出雲-羽田便の飛行機は今年
 30周年になるそうだ。出雲空港に
 垂れ幕が下がっていた。昨晩乗った
 最終便はまるで20年近く前にタイム
 スリップしたかのような飛行機だった。
 一列5席。イヤホンはない。離陸前には
 キャビンアテンダントさんというよりは
 どうみても昔のスチュワーデスの風情を
 した女性が、横で避難器具の着用などの
 ポーズ。椅子の模様も、なんとなく
 JALというより、これってむかしのTDA
 じゃない?ていう、なつかしのもの。そういえば
 出雲便は、東亜国内航空だったのだ。
 違ったのはプロペラがついていなかったこと。
 それから着陸のときもずっと電子機器である
 パソコンをやっている兄ちゃんがいたこと。
 
 それから着陸後には、バスではなく、ゲートに
 直接接続された。むかしは、だいたいバスで
 お迎えだったのだ。
 着陸後は、幼稚園、小中学校の先輩にも
 ばったり。
 なんだが、むかしづくしの不思議な3日間だった。