「2009年の失業-過去の不況と比べた特徴」
『日本労働研究雑誌』2010年5月号
http://www.jil.go.jp/institute/zassi/new/rb01.htm
2008年以来、急速に深刻化した
失業の特徴を、低成長期以降の
何度かの失業率が高まった時期と
比べてみた。
今日、2010年3月の完全失業率が
発表されたが(5.0%)、この論文を書いた
のは、2月末で2009年の年間統計が出揃った
ばかり。冷や冷やしながら、なんとか書き上げる。
以前に雑誌の編集委員をしていたとき、半分意地
で毎年、失業の特集を組んでいた。こんなご時勢でも
まだまだ失業や無業の研究は少なすぎると思う。
だから、ちょっとたいへんだったけど、やってみた。
がんばっている後輩からの依頼は、なかなか断れない
ものなのだ。