秋刀魚の秋

 今週は、ワケあって
 読書の秋。
 しかもよい本について、どこか 
 よいかをいわないといけない。
 なかなかに集中力がいる。
 大学院生などの博士論文を
 読むときには、
 「独創性」「重要性」「厳密性」
 をまずは基準にしている。
 
 本には本で、それとはまた
 別の価値があるような気が
 している。
 強いていえば、なにがしかの
 「エンターテイメント性」は
 必要な気がする。
 それから自分自身の経験から 
 本を書くということは、多かれ
 少なかれ、ヌード写真集のような
 ところがある。だからその脱ぎっぷり
 みたいなところも、気にして読んでいる
 気もする。