神谷美恵子『生きがいについて』
に次の文章を見つけ(62頁)、
なんとなく勝手に勇気をもらう。
現在の幸福と未来の希望と、
どちらが人間の生きがいにとって
大切かといえば、いうまでもなく
希望のほうであろう。それゆえに
高給でも将来性のない仕事ならば、
えらばないほうがよいのである。
将来性という観点からみれば、
功なり名とげたというような状態は、
かならずしもうらやむべきものではない。
若いひとのほうが生きがい感を持ちやすい
理由の一つは、彼らが過去という重い荷に
制約されることなく、すべてを未来にかけて、
わき目もふらずに何ものかを創り出そうと
力のかぎりをかたむけうるからである。
○
夜中にふとNHKをつけたら
チャボが清志郎についてしゃべっていた。