隠れた偉業

 公共職業安定所を通じた
 月間平均就職件数は17.9万人
 にのぼり、昭和38年(1963年)
 以降で、過去最多になっていた
 ことは、あまり知られていない。
 リーマンショックが起こった
 2008年から有効求職数は209万人
 から最近270万人に跳ね上がった。
 一方、有効求人数は約180万人から
 140万人へと激減した。その結果、
 有効求人倍率は08年の0.88倍から
 10年の0.52倍へと低下した。
 しかし、そんな厳しい状況のなかでも
 ハローワークは、着実に就職の実績を
 挙げているともいえる。こういう事実は
 まず報道されることがない。
 最近、色々と議論の仕方のアンバランスが
 気になっている。