白樺

 土、日曜に釜石と大槌に行ってきた。
 あまりに多くのことを感じて、まだ整理中。
 避難所に、市外の高校の合唱部が慰問に
 来る。「北国の春」の合唱に、みんなが涙を
 流したという。
 「北国の春」は歌えない。でも歌を歌うくらいに
 届くものはないのかを考える。
 みんなが、できるだけのことをやっている。
 問題は一人ひとりの希望と地域としての希望を
 いかにすりあわせできるかに、かかっている
 ように思う。