タイム・スリップ

 何年ぶりになるだろう、
 本家に墓参り。たくさん
 ごちそうになる。
 ごちそうといえば、ひさびさ
 なのでご近所を歩いていたら
 おじさんからアイスをもらう。
 
 先祖の墓をみると、亡くなった
 時期が不詳に次いで古かったのは 
 寛延年間(1748年~1750年)だった。
 天保の時代(1830 年~1843年)にも
 たくさん亡くなっていた。
 飢饉の影響だったのかと、思う。
 子どもの頃は、ゆうに3時間くらいかかって
 いた道のりが、今回は2時間でいけてしまった。
 帰りに2歳ごろまで住んでいた町(粕淵)による。
 ところどころ面影はあるが、すっかり変わっていた。
 まったく変わってなかったのは、家の前からみえる
 山の姿だった。