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年賀状に
ゲンダラヂオ
たまに見ています
と書かれている
ことがある。
いつも大したことなくて
どうもすみませんが
今年もよろしくお願いします。
村上龍さんの
「55歳からのハローライフ」
の書評依頼を受ける。
書評を書いたことはあるけれど
小説の書評ははじめてだ。
どうなるかと思ったが
書いてみると、とても
楽しかった。年末にゲラを
チェックし、刊行を待つ。
その書評は
『週刊現代』に依頼されたものだ。
週刊現代は、いわゆる男性誌だ。
つまりは、少しというか、はっきりいうと
かなり「H」である。
嘘偽りなく述べるが、
あまり買ったことがない。
買うにはそれなりの
気合いが要る気がする
(なぜ?)。
しかし、さすがに今回は
買わねばなるまい。
これまた滅多にいかない
コンビニエンス・ストアに
いくと新年号が売っていた。
自然なふるまいで買って
帰る。
見る。目次に、あった。
「日本一の書評」とある。
大げさだなあ。でもこれは
別にボクの書評が日本一という
ことではなく、たんに週刊現代の
書評コーナーのタイトルだ。
そう自惚れてはいないのだ。
127ページ。ページをめくる。
『赦す人』大崎善生著
評者 後藤正治
しまった。今週号ではなかった。
あらためて書評担当者のメールを
確認すると、1月12日発売号とあった。
なーんだ。ということは、やはり
来週号も買わねばならん。
なーんだ。そうかー。