震災のときには働いていた人で
震災によって直接的な被害を受け、
仕事を離れなければならなくなった
人は、被災3県で
8.14万人にのぼっています。
速報によればそのうち2012年10月時点でも
仕事をしていない人が
3.36万人と
離職した人の41.3%が
仕事につけていない現状があります。
なかでも自営業だった人は
74.4%が仕事を再開できておらず
雇い人がいなかった自営業にいたっては
81.6%がいまだ無職の状態にあります。
雇われて働く人では
正社員だった人の無職割合が34.4%
なのに対し、
正社員でなかった人の無職割合は
38.7%と高くなっています。
男女別では、
男性の無職割合が34.3%だった一方、
女性で働いていた人の46.6%が仕事に
就けていないのです。
自営業、正社員以外、女性といった
もともと比較的不安定といわれることの
多い働き方をしていた人ほど、今も
働くことの困難に直面している。
震災と雇用のもう一つの側面です。