「アベノミクス総括から見える雇用政策の課題
『最低賃金引き下げ』策の狙いと負のシナリオ」
https://chuokoron.jp/chuokoron/latestissue/
今年は3回も中央公論に書くことになった。
なお、以前にもここで書いたように
題名は自分で決めたものではなく
雑誌の編集部が考えたもの。
雇用面からの前政権の総括と
新政権の課題というお題だったが
今後焦点になりそうということで
最低賃金に関する内容が
クローズアップされたようだ。
隠れテーマは「生産性向上」一辺倒の議論
(12月号の記事にもそのような内容が多数)
へのささやかな懐疑と懸念
といったところか。
書いていたのは
丁度ひと月前の10月上旬。
最新の9月時点の統計が反映できないので
状況が急変しないか、
多少やきもきしたが
正規雇用の雲行きが多少怪しくなっている以外は
今後、最低賃金のあり方を含めて
働き方が良い方向に変わっていくかどうかは、
緩やかな人手不足が
全般的にどれだけ持続するかに
かかっていると考えている、