就業

要望を踏まえ、
2020年12月時点の
働き止めを再度試算。

感染不安などから
仕事を離れ、
職探しを中断している
非労働力ベースの
働き止めが59万人。

感染リスクを意識しながら
職探しはしている
完全失業者ベースの
働き止めが89万人
という計算になった。

いずれも幅を持ってみる必要が
あるが、それでも今回は
感染がなければ順調に増えていたはずの
就業者数がそのトレンド(2015年4月からを仮定)
から乖離したままという意味での働き止めが
2020年12月時点でも148万人に達し、
2020年4月時点の162万人と大きく変わらない
状態ともいえるだろう。

ただ「働き止め」の認識が広がらないのは、
やはりそのネーミングに問題があったのかもしれない。

働き止めを
別の言い方にすれば
コロナ感染による「ステイホーム無業者」
とでもいえる。

感染がなければ仕事をしていた
可能性が高い一方、
感染のリスクから働きたくても
働けず、職が決まらないまま仕事に
就けていない人といえる。

2020年12月最新時点でも
少なく見積もって
ステイホーム無業者は59万人、
多く見積もると、その2.5倍の
148万人という試算結果になる。