否定

100人から意見をもらい、
もし99人から肯定的な評価を
いただけたとすれば、
それはこの上なく
うれしいことだ。

しかしながら、
残りのたった1人の意見が
理不尽で強く否定的なものであったとき、
むしろそちらのほうが心に残ってしまう
のは、なぜだろう。

おそらくそんな研究も
あるのではないかと思うが、
それはなにがしかの生存本能のような
ものとかかわりがあるのではないか。

ひとりであれ、
相手を傷づけることが目的の
致命的な効果を狙っている
攻撃的な行為に対しては、おおげさではなく
命の危険を感じ、心も身構えることになる。
それが、少なくとも危険が去るまでは、
気になって残る、ということなのではないか。

否定に対しては
気にするな、
というアドバイスもある。

反対に、
気にしていいんだよ、だって生存本能なんだから
と言われたほうが、
かえって程よく緊張できてラクだということも
あるのではないか。