希望

今となっては
遠い過去のようで
あるけれど、
3月27日に
感染症拡大が
雇用、特に若年雇用に
与える影響について
ヒアリングの依頼があって
官邸に話しに行ったときの記録。
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/keizaieikyou/07/gijiyoushi.pdf

話の流れのなかで
突然思い立ち、
雇用の前に
希望の話をしている(13頁)。

それにしても、
くれぐれも総理が
「希望を皆さんに与えます」
といった表現はしない方が良い
といったことを
ご本人に向かってお話しするときが
来るとは思いもしなかった。

その後で
大事なことは、
国民一人ひとりが
希望をつくる力があり、
政治がそれを全力で支えることであり、
一人ひとりが希望を育んでいくのを応援すること、
というのは、
今もまったく変わらない。

調子

今のところ
特に予定もないのだが
今後オンラインでの
講演を頼まれたとき
どんな感じになるのだろうと
たまに想像する。

台本があってしゃべっている
わけでなく、
なんとなく会場の雰囲気で
ただ調子に乗って
しゃべっているだけなので、
どうすれば調子に乗れるかが
オンラインの場合、
正直よくわからない。

唯一なんとなく
共通するのではないかと想像するのは、
20年くらい前に
ラジオ講座の担当を
始めたときのことだ。

緊張したり、
うまくいかないことも
多かったのだけれど、
当時の担当ディレクターさんから
「誰か一人をイメージしながら話す」
ことの大切さなどを言われたのを
思い出す。

いずれにせよ、
講演そのものを
しばらくしていないので
そもそも最初から
うまくいくわけがないものだと
割り切るのが
なにより大事なのかもしれない。

給食

子どもの貧困
といった問題が
指摘されるようになって
久しい。

その点に今
もっとも関係しているのが
学校閉鎖によって
給食による栄養が摂れない
子どもが多数いることだろう。

子ども食堂の再開も見通しが
立たない。

授業の再開とは別にして
給食のみの部分的再開の方法は
ないものだろうか。

給食時間をずらす、
給食の席の間隔を空ける、
食事中の会話は控える、
換気に万全を期す、
給食を食べたらすぐに家に戻る、
友だちと一緒に登下校はしない、
通学のパトロールは保護者が行う、
など一定の条件がクリアされれば
実現可能にしてはどうか。

担任の教員も生徒の表情を
直にうかがえる
貴重な機会になるだろう。

給仕や調理などについても
近隣の飲食店の方に有償で
協力を仰ぐのもよいように思う。

既に検討している市町村なども
あるのかもしれないが、
気になったので書いてみた。

夏色

夏用の
マスクって
開発されたらいいな。

って
思ってたら
あるんですね。
失礼しました。

どうぞ
取りあいに
なりませんように。

空家

6月に刊行予定の編著
の最終チェックの最中。
http://www.utp.or.jp/book/b508909.html

釜石での震災や台風などの被害に
ついての考察のなかで
思いがけず空き家が活用された
事例に改めて印象付けられた。

避難所でインフルエンザに感染した
可能性のある人の緊急隔離に活用したり、
移動の困難な高齢者の一時避難に用いた例
などだ。

活用のポイントは、災害の前に空き家の所在が
明確に確認されていたことと、緊急時での活用
について、所有者と利用者の間で緩やかな合意が
事前に形成されていたことだろう。

感染症の収束にまだ時間を要するなか、
空き家の有効利用などの話はあまり聞こえてこない。
安全面での配慮も無論大きいが、あわせて
所在確認の困難と利用の事前合意が
なければ、急に活用するのは難しい。

空き家問題は、今後も続く重要な社会課題だが、
危機時の対応なども、今後考えていくべきなのかもしれない
と思った。