労働力調査2009年9月速報

 労働力調査の9月結果が
 10月30日に発表。
 季節調整値で、完全失業率が
 2ヶ月連続で改善、就業者数も
 同じく2ヶ月連続で増加した。
 今朝の新聞では、引き続き
 雇用調整助成金の活用を政府は
 続けるようだ。助成金が功を奏したか
 どうかは、助成金をやめてみなければ
 わからない。
 きっと、それが効果があったか
 どうかは、しばらく判明しないだろうが
 個人的な感触としては、今春の早い段階で 
 活用に踏み切ったことは、緊急避難策としては
 正解だったと思う。歴史がきっと検証するのだろう。
 産業別では、医療・福祉、宿泊・飲食サービスが
 拡大基調に、対前年同月比ではみられるようだ。
 常用雇用の11ヶ月連続減少、1人から29人規模の
 28ヶ月連続減少に、いつ歯止めがかかるかが、
 今後の雇用回復の一つの判断基準になるかもしれない。