巨人

歩道をあるいていたら
遠方に大きな固まりを
発見する。
イヤな予感がする。
おそるおそる
近づいてみると
なんと、それは
実に大きな亀だった。
周りもギョッとしながら
よけて通り過ぎている。
帰り道には
もちろん亀は
いなかった。