学者

誰かに
本当は簡単ではない
何かを
わかりやすく
教えたり、
伝えたりすること。

誰かの
思いや感覚を
うまく汲み取って
その代わりに
何かを語ること、
もしくは語ろうとすること。

よくわからないことを
もしかしたら
大事なことではないかと、
いっしょに考えようとしたり、
できるのならそのきっかけを
つくろうとすること。

どれがよいとか、
まさっているということではない。
いずれにも共通するのは、
わからないなりに
なんとか理解したいと思うことだろう、

ただ、ふりかえれば、
なんとなく目指していたり
多少なりとも向いているかなと
感じていたのは
やはり3つ目だったことが多かった
ように思う。

それで結果的にやることも
自然と決まってきたようにも思う。

無論、それがうまくいったかどうかは
まったくの別物ではあるが。