包括

先日、人事担当者の方々から、感染拡大後の対応について、いろいろお話しを聞いた。 そのなかで、こういう状況だからこそ、会社や職場の「一体感」をいかに生み出すかに努力されているといったことが、印象に残った。

仕事や関係の個別化は、今に限られない長期的な流れだが、それでもまさに今こそ、 リモートワークなどの個別を補う包括の取り組みが必要されているのだと思う。そうでなければリモートワークなどによる自由の恩恵は、自分のことは自分ですべて対応できる人たちだけのものになってしまうだろう。

そんなことを考えながら、エッセイを書いた。
https://www.works-i.com/project/coronashock/column/detail005.html

労働者を代表する手段や組織のあるほうが、個別の問題や課題を汲み取りやすく、結果的にリモートワークも進めやすくなるといった内容。 「離脱」だけでなく「発言」が、組織の衰退を食い止めるには重要ということの一例だと考えている。