はしれ、上へ!

「はしれ、上へ!つなみてんでんこ」
文:指田和
絵:伊藤秀男
出版:ポプラ社
http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=20830170
2011年3月11日に釜石の鵜住居を見舞った津波を
生き抜いた子どもたちと家族の物語です。
作者の指田さんは、子どもたちの心にまっすぐに
向き合い、言葉を一文字ずつ大切に紡いで
書かれています。伊藤さんの絵も迫真にせまり、
これまで描かれてこなかった大切なリアリティを
見事に表現されています。
昨日は、大船渡に仮移転している陸前の高田高校
で高校生に話しをしました。校長室には、たくさんの
生徒さんと先生の顔写真が飾ってありました。
みんなのためにも、この絵本を通じて、震災の記憶
を語り継いでいかなければならないと
思いました。
ぜひ一人でも多くの方に読んでほしいと思います。

休みとは何だろうか。

プロ野球のキャンプ開始。
初めての休養日に新人選手
は、オフを満喫。
って、休みの日にたくさんの
カメラマンの前で、
海辺で三線持たされて
ジャンプしたり、
肉を焼いたりして、オフって
いうんだろうか。
オフって、ぼーっとしながら
心と身体をしずかに休め、
明日に備えるものだと思って
いたのだけれど。
選手の代理人は、契約の際に
オフをつくること、オフは広報の
仕事を強制しないことといった
ことを明記できないのだろうか。
ちょっとまじめに、そう思った。
これで身体づくりに失敗したら
どうするんだろう。
ケガの選手たちの、
無事の回復を祈ります。