昨日の朝、新横浜にある日産スタジアムの近くを
歩いていた。7年前のワールドカップの決勝戦の
舞台であり、予選で日本がロシアから初勝利をあげた
会場である。当時は横浜国際総合競技場といった。
突然、ねずみ色のトレーナーの中年男性が通り過ぎる。
暑いのに、長袖である。その胸元には、2002年の
ワールドカップのなつかしいマークが、あった。
おそるべし。
そういえば、自分も15年以上着ているトレーナーとか
あるな。ボロボロだけど、なんか気持ちいい。
カテゴリー : 玄田日記
週末三題
金曜は、衆議院へ。ニートなど青少年問題などについて
この最近考えてきたことをお話させていただく。午後は
学習院で授業。夕方、むかしのゼミ生と呑む。最初に
学習院で呑んだ中華料理屋がいよいよ無くなるらしい。
結局、入店してから出るまで、お客さんは一人もこなかった。
土曜は、杉並区の和田中学校へ。しばらく和田中通い
が続きそうだ。夕方からNHK高校講座・現代社会の
インターネット用の原稿を作成。例題を作るのに苦しむ。
今日は、自宅でいよいよ希望学最終巻である第四巻の
あとがき。明後日が締め切り。気負って書けないかな
と思っていたところ、なんだか草稿がイメージできた。
でも安心はならない。明日、明後日が勝負だ。
暗闇食堂
ちょっと前になるけれど、
先月末に読売新聞の
福士さんに暗闇と希望について
素敵な記事を書いていただいた。
手続きを経て、希望学のホームページに
掲載した。
http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/article/index.html
ちょっと元気になる記事だ。
もう少し
希望学本も第2巻は既に
印刷所にまわり、私たちの
手元を離れた。
第3巻も、後は最終原稿の
チェックのみ。
第4巻は、あとがきを現在
構想中。
足掛け5年目に入った希望学も
いよいよ一つの区切りを迎える
ことになる。
おみごと
「ねえ、なんかおいしいもの、食べにいこうよ」(若い女の声)
「いかねえよ」(若い男の声)
「とっても楽しみだわ」(若い女の声)
「楽しみじゃねえよ」(若い男の声)
「隣の部屋の声、筒ぬけなんだよ」(若い男の声)
今日、聞いていたラジオ・コマーシャル。週刊〇〇タイ
という、賃貸住宅紹介の宣伝だ。賃貸のニュースだと
思わず聴いていたこともあって、このオチは久々に
ウケた。ラジオコマーシャル、音だけならではのオチだ。
ラジオもそうだけど、テレビコマーシャルの最近の変容振りは
すさまじい。宣伝に向ける支出は、こぞって切り詰められている
のだろう。もしかしたら、今後の景気は、コマーシャルをみていたら
一番わかるのかもしれない。
でも、さっきのラジオコマーシャルではないけれど、結局
創造力というのは、おカネの問題じゃなく、知恵とユーモア
だとつくづく思う。