スネップ(孤立無業)2016

スネップ(孤立無業)について
はじめて発表してから5年が経ちました。

研究には総務省統計局が5年おきに
実施している「社会生活基本調査」を
用いたのですが、2013年当時は最新の
データが2011年実施のものでした。

今回、2016年に実施された調査の
利用申請をし、その後の孤立無業
の状態を調べてみました。以下を
クリックしてみてください。

孤立無業(SNEP)の再検討2016

5年前といくらか変化した事実もあれば
5年前と大きく変わらない事実もあります。
詳細は『孤立無業(SNEP)』(日本経済新聞出版社)
などもご覧いただければと思います。

今年に入ってイギリスでは
孤独担当相が新設されるなど
今後、孤独や孤立はますます
大きなテーマとなるかもしれません。

孤立無業という視点が何某かの
課題解決に向けたヒントになればと
思っています。

 

危機対応学カンファレンス7月25日

所属している
東京大学の社会科学研究所では
昨年度から所を挙げた全所的プロジェクトとして
『危機対応学』
に取り組んでいます。

危機対応学の詳しい説明は
http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/crisis/
をご覧ください。

そんな危機対応学が
はじめて東京で公開カンファレンスを
7月25日16時より、青山にあります
東京ウィメンズプラザで開催します。

ご関心の方、ぜひともお越しください。
カンファレンスの詳細ならびに参加申し込みなどは
http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/crisis/research/2017conference.html
にあります。

現在、「内向き社会と危機対応」というテーマで
発表する内容を準備しているところです。

終了後には近くで懇親会もありますので
併せてよろしければご参加ください(会費制)。

7月25日にお会いするのを楽しみにしています。

玄田 有史