えらい。

 ここ最近、週末に休みということがない。
 でもなにごとも経験だ。
 今日お世話になった経済学者の
 先生にお目にかかったのは二度目。
 心の底からすごいなあと思える
 先生とお会いするとき
 幸せな気分がする。

日本の子ども25年

 2004年に『ニート』という本を書いてから
 いろいろなことがあった。そのなかで
 もっとも大切なことは、苦しいなかにいる
 子どもたちを本気で何とかしようという
 大人たちにたくさん出会ってきたことだ。
 そこには、情熱、経験と、同時に
 うまくいえないが、独特の緩やかさが
 ある。
 そんな若者を支える活動をしてきた
 大人たちの団体が、今年25周年を
 迎え、記念イベントを、10月31日と
 11月1日の2日間、東京の青山にある
 こどもの城で、開く。
 http://kodomowakamono.web.officelive.com/default.aspx
 子ども、支援、に限らず、大人として
 これから何ができるかに関心のある人に
 どうか来てほしいと思う。ある若い女性の
 支援者は、「(子どもたちに投げかけたことは)
 かならず自分に戻ってくる」といった。その通り
 だと思う。
 
 私の11月1日に参加します。
 どうぞ軽い気持ちでご参加ください。
 入場無料です。
  
 応募フォームは、先ほどの
 http://kodomowakamono.web.officelive.com/contactus.aspx
 にあります。
 〇
『日本のこども25年』
~これからのこどもたちの育ちに欠かせないこと~
こどもを育てるおとな、地域、学校。
みんな目の前の問題でいっぱいいっぱいのように思えます。
今回はひきこもり、ニート、不登校、そんな言葉がなかったときから
こどもの育ちに関わり続けてきた頼もしいおとなたちが集まって
「だいじょうぶ」のメッセージを出します。
こども・青少年の育成に携わる支援者、保護者、
これから親になる若者たちへこどもの育ちに関する経験の蓄積という
「バトン」を未来への希望とともに渡します。
丸いテーブルを囲んで
今できること、
将来を見据えてしなければならないことを
語り合います。
 

過ぎ。

 なんだか初夏のような午後だった。
 でも風で銀杏が大量に落ち、匂いは
 完全に秋だった。
 台風で足元不如意ということで
 今日の雇用システムワークショップは
 10月29日に順延となりました。
 連絡が届かず、お出でいただいた方
 ごめんなさい。
 

意味なし三題

 今日、帰りのバスのなかで
 手すりにつかまっている自分の手の
 甲をみた。そのとき、以前、あったと
 思っていたホクロがなくなっていた気が
 した。そんなことって、あるんだろうか?
 東京の東急東横線。利用者数も相対的に 
 少なく、乗り換えも隣の多摩川で用が済む
 田園調布の駅に、どうして急行はとまらない
 といけないのだろう。やっかみ?でも、なぜか
 今日、そう思った。深い意味はない。
 
 山本山は、上から読んでも下から読んでも
 山本山だ。
 AKASAKAさんも、上から読んでも下から読んでも
 AKASAKAさんだ。

労働力調査(8月調査結果)

 先7月過去最高だった完全失業者数が
 376万人(季節調整値)が、8月には
 362万人に減少。ちなみに8月で過去最高は
 2002年の368万人。
 季節調整済みの雇用者数も、先月から2ヶ月
 連続した増加。多くのエコノミストによる8月の 
 雇用状況はさらに悪化という予想は「外れ」と
 いうのが正直なところだろう。
 これで雇用について安心できる段階ではないが、
 先月も書いたように、失業者数や就業者数の
 量的な問題だけでなく、これからは長期失業や
 低賃金就業など、その質についてもっと問われる
 べきだろう。
 その意味では、今年の労働力調査詳細集計の分析は
 今後につながる重要な意味を持つ。
 今月の結果で最も印象的だったのは、
 男女による雇用状況の明暗がかなり鮮明に
 なってきたこと。
 男性の就業者数が、対前年同月比で
 109万人減少と大幅であるのに対し、
 女性では1万人減少とほぼ横ばい。
 就業率も前年同月で男性が1.9%減少
 に比べて、女性では0.4ポイントの上昇だ。
 雇用状況の男女差は、当然、失業率にも
 反映する。男性の完全失業率は5.8%である
 一方、女性は5.0%(季節調整値)と、
 4月以来、0.5ポイント以上の差が継続している。
 女性にはサービス業など、仕事に就くチャンスが
 まだあるが、建設、製造など、男性にとっての主な
 就業機会は大きく削減されているというのが、ここ
 数年、多くの地方で顕在化してきた現象だった(特に
 雇用が全般的に厳しい地域)。その状況が広く
 日本全体に広がりつつあるのかもしれない。
 かつて男性に比べて女性の就業機会が制限されて
 きたというのが、日本の労働市場の特徴といわれて
 きた。今回の不況の影響だけではないが、これからの
 就業は、むしろ男性に受難の時代なのかもしれない。