テレビを見ていたら、
甘いマスクの
ハンカチ王子で
フィーバーだ
と言っていた。
三連発。
ナイス。
2011年1月
サンデー
昨日、書いた内容にある
メールをくださった人というのは
サンフォード・ジャコビーさんという
有名な学者さんでした。
結局、彼と連名で、ニューヨークタイムズに
意見手紙をメールで送ることになった。
サンディさんの行動力にはびっくり。
昨年のイギリスの『エコノミスト』という雑誌の
日本特集記事もそうだけれど、実体以上に
日本を悲観論で紹介されている気もする。
もちろん課題も山積みだけれども、課題の
多くは気づかれると解決に向けた動きも
始まる事も多い。その始まりの兆しも
目を向けないといけないと思うし、それが
自分たちの仕事でもあるなと感じた。
今回のサンディさんの行動に触れて
見習わなければ、と深く思ったのでした。
アメリカからの手紙
外国のあまり知り合いでもない知り合い(?)で
有名な労働問題研究者の方から朝方、メールが届く。
ニューヨークタイムズに載っていた日本の若年者に
ついての記事の事実確認。
彼によれば、記事には
15歳から24歳の労働力
に占める非正規雇用就業者の比率が45%に昨年
達し、1988年の17.2%から大きく上昇、中高年齢層
の2倍にも及んでいる。
とあったという。
記事そのものを確認してからとも思ったけれど、
報道が事実ならあんまりだと思ったので、修正を
しておきたい。
正確には、次のように書くべきだろう。
15歳から24歳の被雇用者全体(役員を除く)に占める
非正規雇用就業者の比率が45%に昨年(7月~9月平均)
に達し、1988年2月の17.2%から大きく上昇、25~44歳層
のおよそ1.6から1.7倍に及んでいる。
上記の点は、
http://www.stat.go.jp/data/roudou/longtime/zuhyou/lt52.xls
をみれば、すべて確認できる。
45%という数字は、失業者や自営業を
含む労働力全体に対する比率ではなく、
役員を除く被雇用者に対する比率である。
ちなみに2009年平均の15~24歳の労働力人口は
573万人であり、それに対する同年の非正規雇用者数
平均227万人の比率を求めるとすれば、39.6%になる。
それより、この数字の説明として
問題なのは、45%という数字には
「在学中」の就業者を含んでいる
ことに一切言及がない点だ。
在学中のいわゆる「学生アルバイト」
は約100万人と大規模である。それらの
学生非正規雇用を除いてみると、
15歳から24歳の雇用者全体に占める
非正規雇用者の割合は、2010年秋平均で
30.1%であり、45%よりも大きく下回る。
それだけ、若年の非正規には学生アルバイト
が多いのだ。
さらに在学中を除けば、15~24歳の非正規割合は
25~34歳の26.1%、35~44歳の27.9%、45~54歳の
30.3%と、それほど遜色のない数字だ。
同じ数字がさかのぼれるのは、2000年8月
であり(先の表にもある)、学生を除くと
15歳から24歳の非正規雇用者割合は当時
23.1%だった。その後2002年以降は、
30%台前半で推移してきている。
統計は説明の仕方によって、まだ
着目する数字をどれにするかによって
読者に全く異なる印象を与えることになる。
事実を伝えることがいかにむずかしいことか。
淳之介
元ゼミ生から教わった話。
開高健、本当は
ゆっくりいそげ
ではなく、
悠々と急げ
らしい。
なんだっけ。
幸せとは何か。
たまたま入った
立ち食い蕎麦屋が
思いのほか
おいしかった一瞬。