成果報告会

2008年度から
文部科学省と日本学術振興会
から、東京大学で委託事業を
受けてきました。
テーマは長いですが
「近未来の課題解決を目指した実証的社会科学研究推進事業」
といいます。そのなかで
『すべての人々が生涯を通じて成長可能となるための雇用システム構築』
ということで研究をしてきました。その代表者が私です。
今年度が5年間の事業の最終年度ということで
成果報告会を来年1月11日(金)午後1時から
東京大学の本郷キャンパスで開催します。
どなたでも無料でご参加自由ですが、事前に
予約登録をしていただく必要があります。
内容や申し込み方法など、詳細は
http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/future/sympo.html
をご覧ください。
事業開始後、
リーマンショックや東日本大震災など
予想を超える事態に直面してきました。
そのなかで未来を考えるキーワードとして
「危機に克つ」雇用システムを
具体的に提案したいと思います。
成果報告と提案をさせていただくほか、
JILPTの濱口桂一郎さんにご意見を
いただく予定です。
パネル討論では、濱口さんの他、
白波瀬佐和子さん、黒田祥子さん
佐藤博樹さん、中村圭介さん、
水町勇一郎さんと
未来の雇用を語るベストの研究者
メンバーに議論いただきます。
ぜひ多くの方のご参加を
今年完成ホヤホヤの
伊藤謝恩ホールで
お待ちしています。

祈願

大学の近くに
祇園という
小料理屋がある。
ご夫婦で営まれて
いる店で、創業は
昭和39年というから私
と同い年ということに
なる。
ひとりで呑むのに
とてもいい店だった。
それが最近になって
「都合によりお休みします」
という張り紙がずっと出ていた。
ふと昨日みると、
張り紙がなくなっていた。
ちょっとした刺身やポテト
サラダが美味い店だ。
ぜひとも復活されることを
祈っている。

アウン

ひさしぶりに 
カラオケをする。
歌ったのは
北の国から。
北の宿ではない。
しかもなぜか
みんなで
3回くらい
歌う。
それにしても 
あれは歌ったと 
いうことになる
のだろうか。
 
アと、ウと、ン
だけ
だし。

図書館フリーウェイ

先月、全国図書館大会で
お話をした。そのために
新聞インタビューを受けたり
もしたのだけれど、そこで
図書館に人が通い続ける限り
社会は大丈夫だと思う
と述べた。また講演では
図書館は誰も排除しない場所
図書館は失敗できる場所(借りてみて
読んでみて違うと思えば借り直せばいい)
といったことをお話した。
最近は図書館の貸出冊数も伸びている
という。実際、いろいろな地域の図書館を
たずねると思いの外、人がいることも多い。
いいことだと思う。
ただ、その図書館自体も決して安泰ではない。
図書館には図書とならんで、人がいる。本を
適切に管理し、ときに利用者の相談に乗ったりと
図書を守り、育てる仕事をしている人がいる。
そんな司書さんの現状について考える
「図書館フリーウェイ」というイベントが
来年1月12日に東京の府中市で開催される。
http://tosyokanfreeway.seesaa.net/
http://www.sisyokai.net/
主に都立高校の図書館と司書さんの現在に
ついて多くの方に知ってもらいたという意図で
企画されている。
図書館はみんなで守り、育てていくものだ。
全国でもこのようなイベントが広がるといいと思う。
ご関心の方は、ぜひ上記イベントにご参加ください。

The Art of Gaman

 領土問題の行く末を憂いている人
 毎日がつまらないと思っている人
 自分とは何かを悩んでいる人
 そして
 日本人の人
 そんな人にぜひ
 次の上野で開催中の
 無料の芸術展に
 足を運んで欲しい
 と思います。
 http://pid.nhk.or.jp/event/PPG0151561/index.html
 人は、恨みや憎しみの感情
 を超えて強く、かつ飄々と生きる
 ことはできる。語らないことは
 語る以上の意思を伝えることが
 できる。
 それは誰に知られることもないけれど、
 最も誇り高い生き方である。
 
 ぜひとも一人でも多くの方に
 ご覧いただきたいと思います。
 
 「ヒマだから、やってただけ(よ)」
 最高の言葉です。