新年で
明るい話題が
目立ちますが、
悲しいお別れを
された方もいらっしゃる。
心より
お悔やみを
申しあげます。
こちらが自覚している方も
知らないところで助けていただいた方も
すべてのお世話になった方々に
あらためてお礼を申しあげます。
ありがとうございました。
玄田 有史
まだまだ謹賀新年
遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
旧年中はゲンダラヂオをご愛顧
いただき、誠にありがとうございました。
昨年後半は、すっかり更新のペースが
鈍り、せっかくアクセスしていただいたのに
申し訳なく思います。
ただこのラヂオは書きたいことがあるときにだけ
適当なことを書くというのが、モットーといえば
唯一のモットーなのでご容赦ください。
たくさん年賀状もありがとうございました。
学習院大学時代の元ゼミ生さんからも
たくさんお葉書をいただきました。多くで
家族写真や子どもさんの写真があり、
幸せそうで、本当に何よりです。
こちらは今年の10月で50歳になります。
40代はニートで始まって希望学があって
スネップと来ました。いずれも30代の頃
には、こうしようとか、ああしようとか、
想像もせず、思いがけない展開で
来ました。
50代といっても特に感慨もなく
まだまだ
という感じです。
年末は途中まで紅白など
観ていたようですが
呑み過ぎで
後半は記憶も定かでは
ありません。
どうやらテレビに向かって
いろいろ文句を言い続けて
いたようですが、そちらの
記憶もほとんどなし。もっと
いえば以前もそんなことが
あったとか。
やはり心の奥底に
黒い部分があるようです。
ブラックゲンダです。
というわけで
あまりこれからの
成長も期待できるわけもなく
なんでもそれなりに
おもしろおかしく
やっていければと思います。
年末はユーチューブで
大滝詠一のラジオなど
聴いていました。
ラジオはやっぱりいいな。
大滝詠一は釜石の高校生時代
自分でラジオを組み立てて
FENや、東京のラジオを
聴いていたそうな。
今年もよろしくお願いします。
東日本大震災が仕事に与えた影響について
すっかり
ご無沙汰
していました。
今年は人生で
最も会議が多い年
のような気がします。
そのなかで時間をみつけて
こんな論文を書いてみました。
http://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/publishments/dp/dpj/pdf/j-214.pdf
総務省統計局が2012年に
実施した就業構造基本調査を
分析したものです。
その結果として
いろいろなことが
あらためてわかりました。
たとえば
1) 震災は、被災地はもちろんのこと
東日本地域の全体の多くの人たちの
仕事に影響を与えていたこと
2)なかでも若者の他、正社員では
ない人など、不安定な立場にあることが
多い人たちにより深刻な影響を与えて
きたこと
3)被災地では、住居の移転を余儀なく
された人ほど、仕事につきにくいなど
苦しい状況が続いていること
などです。
そのなかでも、私にとって特に大きな
発見は
4)福島県内の避難指示区域に
指定された市町村の人で、
働く希望が失われていたり、
求職活動を断念しているといった
傾向は「みられない」こと
でした。福島では賠償金などの
影響もあって、パチンコなどに
ふける人が多々いるといった面が
まことしやかに語られます。
もちろんそのような人がいるのも
事実でしょうし、パチンコばかりが
責められるのは、どうかなと
思います。
ただそれ以上に、突如働く場所や
生活する場所を奪われた人たちは
そもそも「働きたい」と強く思ってきた
人たちです。多くの人が、なんとか
仕事をしたいと思っているのです。
その事実も、風化させることなく
正確に伝えていかなければならないと
思います。
これまでいくつか論文を
書いてきましたが、
これほどまでに
死というものを意識して
研究したものはありませんでした。
時代
昨日の授業の最中
なぜか山下達郎
の話になり、
そのなかで
山下達郎と竹内まりや
が夫婦だということを
学生が知らなくて
驚いていたことに
驚いた。
明日に向かって撃て
近所を歩いていたら
シャッターの完全に降りた
中華料理屋に
「明日休業」
という手書きの札が
かかっていた。
明日っていったい
いつなんだ。