小さなショック

 むかしつとめていた大学のゼミで
 学期末の呑み会などのときには、
 「幹事さんがたいへんだから、
  会費はおつりがいらないよう
  ぴったり準備するのが、当たり前!」
 と言っていた気がする。
 それも、どうやらもう当たり前ではないらしい。
 でも、なにかが違うような気がする。
 

見事。

 ワールドカップが終わった。
 決勝戦で最も印象的だったのは
 優勝したスペインチームが表彰式を
 終えて、ピッチに戻ってきたとき 
 準優勝のオランダチームの多くが
 おそらく自主的に整列して迎えて
 いた場面。
 やはりスポーツの真骨頂は
 負けた側の美学にある。
 

迷わず乗る。

 地下鉄に乗っていたら、突然
 車輌の照明のほとんどが消えて
 うっすら暗くなった。
 いい感じだった。
 今の照明はちょっと
 自分には明るすぎる。
 もちろん治安とかいろいろ
 あるんだろう。
 でも女性専用者と同じように
 暗い専用車ができれば
 迷わず乗る。
 暗い人専用車ができても
 迷わず乗る。

『所得と富』復刊

 今朝、ちょっと用事があって
 丸の内オアゾの丸善まで
 行った。
 一階の経済コーナーには『格なし本』
 は一冊しかなかったのだが、三階の
 社会学コーナーではたくさん積んであった。
 それより何より驚いたのは
 石川経夫『所得と富』(岩波書店) 
 の復刊本が2010年5月に刊行されていたこと。
 http://www.iwanami.co.jp/fukkan/index.html
 
 岩波ブラボー。

絶望なんかしていられない(記念講演会)

 希望学スピンオフストーリー第一弾
 中村圭介著 『絶望なんかしていられない』
 刊行を記念して、講演会を開催します。
 著者である中村圭介さんの講演の他、
 主人公である救命救急医の二宮宣文先生と
 中村さんの対談などを行います。私も司会で
 参加します。
 7月6日(火)夕方4時より
 東京大学社会科学研究所赤門総合研究棟
 センター会議室で行います。入場は無料です。
 事前の登録の必要もありません。
 詳細は
 http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/symposium/100706_symposium.html
 をご覧ください。
 希望学にご関心をいただいている
 みなさんのお越しをお待ちしています。
 希望学はまだまだ続くのです。