公園

感染拡大後から
ずっと感じているのだけれど、
今年くらい
公園で遊んでいる
小学生の姿を
みることが
なかったように思う。
そう思うのは私だけ
なんだろうか。

なぜそう思うのか。
たまたま自分が
平日昼に公園の近くを
歩くことが増えたから。
学校の終業時間が
早まって塾とかにいくまでの
時間に友だちと遊ぶ時間が
できたから。
家のなかで友だちと
ゲームをしようとすると
密になるからとダメと
親に言われるから。
それとも単なる思い違いなのか。

そういう研究はあるんだろうか。

追伸:
今、テレビを
見ていてはたと
気付いたのだけれど
公園なりなんなりで
子どもが安心して
遊べる場所や環境が
あるとすれば、
そこには人知れず
尽力されている大人が
きっといらっしゃるのだと思う。

交通

ラジオを聴いていると
定期的に交通情報が
流される。
その発信元に
日本道路交通情報センター
がある。
朝のテレビニュースでも
登場する。

短時間に
コンパクトに
交通情報を発信する
正確と迅速が求められる。

感心するのが
センターの方が
お話し中に
言い淀んだり、
言葉を噛んだりする
ことが、まずないということだ。

相当に特別なトレーニングと
毎日の使命感、緊張感で
お仕事をされているのではないだろうか。

すごいことだと日々思う。

新解

先月
第八版が出た
『新明解国語辞典』
が手に入る。

早速、
一部で話題だった
用例の変更を確認する。

2000年に出た
第七版では「ラジオ」の例には
「最近の――は、おもしろくない」
となっていた。それが第八版では
「――から得られる情報は多い」
に変更。新解さん、ラジオ好き。

講演などでよく引用する
「ユーモア」の説明は不変。
「社会生活(人間関係)における
不要な緊迫を和らげるのに役立つ、
婉曲表現によるおかしみ。」

なんど読んでもいいな。

折々のことば 鷲田清一(2012)

昨日の朝日新聞。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14717655.html


ありがたいことです。

開通してまもない
つくばエクスプレスに乗って
沿線の中学校でお話ししたのは
10年以上前になります。

20年前に
「大学の先生はいくらもらってるの?なんで?」
をはじめ、自分の職業人生にとって
大切な率直な投げかけを多くの10代の若者から
もらった気がします。

2020年10月の労働市場(3)

あまり報道などでは注目されていないように思うが、感染拡大後、自営業の動向に注目してきた。というのも、総務省「労働力調査」5月以降、自営業主数が少なくとも2019年平均を上回る状況が続いてきたのだ。長期的に自営業は、まさに右肩下がりの減少を続けていたのが、ここに来て反転の兆しがみられていたのだ。

それが、感染とどのように関係しているのかは、正確にはわからない。雇われて働くのが難しくなり、個人請負のようなかたちで臨時緊急的に働いているのか。オンラインで受注を受けることが広がり、それに見合った自営業の仕事が増えたのか。以前取り上げたように、労働政策研究・研修機構が今年緊急で行った調査でも、感染拡大後も収入は減っていないと答えるフリーランスは、思いのほか、多い状況もみられる。

それが10月になって、5月以降ではじめて前年平均を割り込んだ。原数値ではあるが、自営業主は9月の540万人から523万人と、17万人もの減少が観察された。事業再開などで雇われて働く機会が復活した影響もあるのだろうか。在宅勤務から出勤に戻るケースも多いといわれるが、オンラインでの仕事のやり取りも縮小気味なのだろうか。対前年でみても、5月から8月までは増加だったのが、先月、今月と削減となり、その幅も広がりつつある。

来月以降、自営業主数が連続して減少となれば、感染拡大が自営業復活の起死回生となるという状況は、さらに遠のくのかもしれない。