握手

握手は
特別な人とだけ。
これからは
そんな時代になる
のかもしれない。

ビジネスの握手も最低限
(握手直後にお互いすぐ消毒とは
いかないだろう)、
知らない人とは気楽に
握手はしないことが
社会的にも推奨される。

信頼できる人だけに
限られるシェイクハンドは
今よりは希少なものになるのだろう。

握手はマナーだけでなく
それ自体微妙な感覚が伴う。
強すぎるのは、焦っていたりとか、
気負いすぎている感じがする。
反対に弱すぎるのは、なんだか
なま生しくて、少し変な気分にもなる。
圧だけでなく、もちろん手触りからも
いろいろなことが伝わるのが
握手だった。

これからは
そのあたりの微妙なさじ加減は
どのように確認し合うのだろう。

そもそも日本ではむかしは
握手などという習慣がなかったとすれば
やはり礼(おじぎ)と伴う視線あたりが
あらたな勝負どころになるのだろうか。