労働力調査4月結果

 2009年4月の労働力調査の速報。
 完全失業率(季節調整値)が5.0%に
 なり、悪化が続く。
 ただ、最初はもっと悪化するのではないか
 と思っていたので、やや意外な感も。
 ゴールデンウィークもあって求職活動など
 手控えもあったのかもしれないが、失業者数は
 季節調整値334万人は、2003年同月の364万人より
 まだ少ない。
 雇用は遅効性があるので、今後はなんともいえないが
 景気の底打ち感と追いかけっこだろうか。それに新卒
 採用は当面厳しいだろう。
 「変化」と「水準」の見方にも注意が必要だろう。
 今回の教訓は急速な悪化への対応にあるのかもしれない。