「一般労働者」

政府の資料や統計などに
「パートタイマー」という用語が
1970年代に広く使われるようになりました。

ではパートタイマーではない
労働者をなんと呼んでいたかというと、
労働省(当時)の『賃金構造基本統計調査』では
「一般労働者」としていました。

一般労働者とは、就業規則に定められた
一般的な所定内労働時間が適用されている労働者を言います。

この頃は、あくまで(所定内)労働時間の適用
の有無という客観的区分けが重視されていました。

ここでもまだ「正社員」は登場しません。