大瀧栄一氏のこと

1月以降、大滝詠一さんを偲ぶ文章や
企画がたくさん出されていますが、
『月刊三陸かもめ』2014年2月号に
掲載されている
私の知っている
大瀧栄一氏のこと
というエッセイは、出色の内容です。
お書きになっているのは、
釜石市立鉄の歴史館館長の
佐々木諭(サトス)さんで、
大瀧さんご本人が滅多に語って
こられなかったご自身での
釜石での青春時代のお話が
豊富に語られています。
震災後に、旧制菊池栄一さんは
「サトス、生きてたか」と通信回線で
連絡されたとのこと。
高校時代に青森の三沢基地の
短波放送をどのようにしてキャッチ
していたかも、私ははじめて知りました。
「これまで作った音は、清算して、また新しい音楽に挑戦したいと、
思っているよ」
『月刊三陸かもめ』はhttp://sanrikukamome.net/
からも購入できるようです。
大瀧ファンならずとも、オリジナルとは
何かを考えさせられる、すばらしい内容です。す。

賃上げを可能にするもの

たまたま
昔受けたインタビューを
目にする。
https://jinjibu.jp/article/detl/keyperson/5/
内容からすると、10年近く前に
受けたもののようだ。
髪型など
今とずいぶん違うけれど
言っていること
思っていることが
今とまったく変わらない
ことに、ちょっと自分でも驚く。
今、正社員以外を含めて
賃上げをどう実現するかに
注目が集まっている。
私には、結局のところ
賃上げを可能にするのは
会社の人事部もしくは人事担当者の
器量と度量にかかっていると
思える。
業績の先がみえない、
グローバル化で人件費は
上げられない、
などと、理由を挙げて
賃上げに消極的になるのは
簡単だ。
けれども、賃上げを社員の
やる気と、それに伴う
職場の雰囲気改善、その結果
としての生産性の向上に
つなげることこそが、
人事の知恵だろう。
できるだけ安い人件費を求める
会社の財務担当や取引先は
当然賃上げを渋るだろうが、
それを見事に説得して
賃上げを勝ち取るのは
多くの会社では、今や
人事部や人事担当者しか
いない。
労働組合は何をしているのか
という人もいるだろうが、
労働組合に期待せず、
加入をしようとしない人たちに
労働組合を責める資格はない。
ひいては人事に期待する
しかないのだが、若い人事担当者は
入社以来、賃上げをしたことがなく
賃上げをするための根回しや土台作り
を経験したことがない。賃上げの技術
がない。
だとすれば、かつて様々な
切った貼ったに奮闘した人事労務の
ベテランが、知恵を授けて若い人事マンを
応援してほしいと願っている。

パパ

前も書いた
気がするけど
ママさん選手
という言い方が
本当にいやだ。
さっきもテレビで
言っていた。
やんなっちゃう。