今日は、以前お話したとおり、
希望学の合評会です。いろいろ
ご意見をうかがえるのを楽しみに
しています。
ただ、工事などもあって、会場が
少しわかりにくいかもしれません。
たぶん赤門の近くに案内をしてくださる
方が、立ってくれていると思うので
ぜひお声がけください。
尚、6時からの懇親会は、社研本体
で行います。飛び入りも歓迎です。
それではよろしくお願いします。
カテゴリー : 玄田日記
ゲゲゲのとなり
『ゲゲゲの女房』。
朝3回見てしまうことがある。
何年か前からやっとBSがみられるようになり
テレビを買い換えて、つい最近ハイビジョンという
ものがみられるようになったので
7:30~ ハイビジョン
7:45~ BS2
8:00~ NHK総合
と。でも、これでは視聴率は上がるまいと
思うのだが(何回か前からの連続ドラマの視聴率
が低いというのは、そのせいでもあるだろう。土曜
のまとめて再放送という影響もあるだろう)。
ゲゲゲの安来の隣の松江で育った。
安来の思い出は、大学生の頃、庭園も有名な
足立美術館に行く途中で、スピード違反で捕まった。
今の気持ち
誰もやりたくない仕事がある。
けれども誰かがやらなければ
ならない仕事である。
そんな仕事をすることを
あまり堅苦しく考えすぎず
まあ、いいさと
飄々とやることができる。
そうすれば
喰いっぱぐれることは
そうはない。
希望学合評会(4月20日3時)
来週火曜の20日に
「希望学合評会」というのを
行います。
http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/
合評会(がっぴょうかい)は、
私の働く社会科学研究所が
研究所をあげて行うプロジェクト
の総まとめとして、あらためて
みなさんからご意見、ご感想、
そしてご批判をいただくために
行ってきたものです。
今回は、希望学へのご意見を
お二人の方からいただくことに
なっています。あわせてご参加の
みなさんからのご質問などを
いただく貴重な機会とたのしみに
しています。
こちらもお昼3時からという時間で
恐縮ですが、ふるってご参加いただければ
幸いです。ちょっとわかりにくい場所で
すみません。
以前お伝えしたように、今年は少し
講演させていただくのを控え目に
しようと思っていますので、私にとっても
希望学についてみなさんとお話できる
数少ないチャンスと考えています。
また会に参加がむずかしい方は
夕方5時半から行われる懇親会に
ぜひご参加ください。個別にご質問など
お答えできればと思います。こちらは
場所は、改装しました社会科学研究所の
一階オープンスペースです。地図は
上のホームページにあります。
それでは希望学合評会で
お目にかかるのを楽しみにしています。
背中
井上ひさしさんの
背中をみながら歩いた
ことがある。
文学的なことではなく
本当に歩いたのだ。
数年目に釜石で製鉄150周年
記念のイベントがあり、井上さんが
釜石に講演にいらっしゃった。
そのときも、新幹線も、釜石線も
煙草が吸えなくて困ったといった
話をされていた。
釜石にとっても、井上さんはご縁が
ある方で、お母さんもここで働き、
井上さん自身も少年時代を過ごした
ことがある。
イベントでは、駅前広場に
鉄の焔のモニュメントが創られ
その点火式のために、町中から
駅まで、みんなで提灯行列で
歩いた。私の目の前に井上さんの
背中があった。
もちろん声をおかけするとか、
そんなことはできない。ただ
すごく穏やかな雰囲気がその
背中には漂っていた。
希望学のキーワードの一つは
あるときから「ユーモア」になった。
もしかしたら、どこかで井上さんに
影響されていたのかもしれない。
講演で
苦しいこともあるだろさ
哀しいこともあるだろさ
だけどボクらはくじけない
泣くのはいやだ
笑っちゃおう
を歌ったことがある気がする。
哀しみや苦しみのなかの「笑っちゃおう」は
希望だ。
合掌。