誰もやりたくない仕事がある。
けれども誰かがやらなければ
ならない仕事である。
そんな仕事をすることを
あまり堅苦しく考えすぎず
まあ、いいさと
飄々とやることができる。
そうすれば
喰いっぱぐれることは
そうはない。
カテゴリー : 玄田日記
希望学合評会(4月20日3時)
来週火曜の20日に
「希望学合評会」というのを
行います。
http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/
合評会(がっぴょうかい)は、
私の働く社会科学研究所が
研究所をあげて行うプロジェクト
の総まとめとして、あらためて
みなさんからご意見、ご感想、
そしてご批判をいただくために
行ってきたものです。
今回は、希望学へのご意見を
お二人の方からいただくことに
なっています。あわせてご参加の
みなさんからのご質問などを
いただく貴重な機会とたのしみに
しています。
こちらもお昼3時からという時間で
恐縮ですが、ふるってご参加いただければ
幸いです。ちょっとわかりにくい場所で
すみません。
以前お伝えしたように、今年は少し
講演させていただくのを控え目に
しようと思っていますので、私にとっても
希望学についてみなさんとお話できる
数少ないチャンスと考えています。
また会に参加がむずかしい方は
夕方5時半から行われる懇親会に
ぜひご参加ください。個別にご質問など
お答えできればと思います。こちらは
場所は、改装しました社会科学研究所の
一階オープンスペースです。地図は
上のホームページにあります。
それでは希望学合評会で
お目にかかるのを楽しみにしています。
背中
井上ひさしさんの
背中をみながら歩いた
ことがある。
文学的なことではなく
本当に歩いたのだ。
数年目に釜石で製鉄150周年
記念のイベントがあり、井上さんが
釜石に講演にいらっしゃった。
そのときも、新幹線も、釜石線も
煙草が吸えなくて困ったといった
話をされていた。
釜石にとっても、井上さんはご縁が
ある方で、お母さんもここで働き、
井上さん自身も少年時代を過ごした
ことがある。
イベントでは、駅前広場に
鉄の焔のモニュメントが創られ
その点火式のために、町中から
駅まで、みんなで提灯行列で
歩いた。私の目の前に井上さんの
背中があった。
もちろん声をおかけするとか、
そんなことはできない。ただ
すごく穏やかな雰囲気がその
背中には漂っていた。
希望学のキーワードの一つは
あるときから「ユーモア」になった。
もしかしたら、どこかで井上さんに
影響されていたのかもしれない。
講演で
苦しいこともあるだろさ
哀しいこともあるだろさ
だけどボクらはくじけない
泣くのはいやだ
笑っちゃおう
を歌ったことがある気がする。
哀しみや苦しみのなかの「笑っちゃおう」は
希望だ。
合掌。
そーなんだ
「あー、ジェットコースター、こわかったね。
大丈夫だった?」
「うん、全然、大丈夫だった。
ずっと下向いてたから、全然こわくなかったよ。」
なんだか
今週は火曜を除いて
なんだか毎日しゃべっていた。
来週火曜に最後もう一回あって
あとはしばらくお休み。
花粉症はスギでヒノキでない
はずなんだけれども
なんだかくしゃみがでる。