『中央公論』2020年12月号

「アベノミクス総括から見える雇用政策の課題 
『最低賃金引き下げ』策の狙いと負のシナリオ」
https://chuokoron.jp/chuokoron/latestissue/

今年は3回も中央公論に書くことになった。
なお、以前にもここで書いたように
題名は自分で決めたものではなく
雑誌の編集部が考えたもの。

雇用面からの前政権の総括と
新政権の課題というお題だったが
今後焦点になりそうということで
最低賃金に関する内容が
クローズアップされたようだ。

隠れテーマは「生産性向上」一辺倒の議論
(12月号の記事にもそのような内容が多数)
へのささやかな懐疑と懸念
といったところか。

書いていたのは
丁度ひと月前の10月上旬。
最新の9月時点の統計が反映できないので
状況が急変しないか、
多少やきもきしたが
正規雇用の雲行きが多少怪しくなっている以外は

今後、最低賃金のあり方を含めて
働き方が良い方向に変わっていくかどうかは、
緩やかな人手不足が
全般的にどれだけ持続するかに
かかっていると考えている、

王手

今日は
有給休暇日。

昨日
電車に乗っていたら
途中で隣に座られた
年配の男性が
おもむろに
マグネットの将棋盤に
コマを並べて
ひとり指し出す。

片手には
たぶんNHKかなにかの
将棋講座のテキスト。

ちらとのぞくと
スマホでトランプやマージャンなどを
している人をみかけるが
実写版の将棋には
なかなかの迫力があった。
おじさん、しばらく乗り換えはないだろうか。

降りるとき、将棋盤にさわって
コマが床に転がらないよう
少し気を付けて席を立つ。

https://www.youtube.com/watch?v=Em_6pq5FbnQ

赤青

今日は
朝から
アメリカの大統領選挙
の報道。

久々に州の名前と場所
の確認。いつになっても
おぼえられない。行ったこと が
ある州も限られている。

前回に比べて
なかなか結果が 出ない。

期日前投票や郵便投票の
今後の開票結果次第で
大逆転の可能性があるからだという。

キーワードは
「赤い(青い)蜃気楼(Mirage)」
なんだそうだ。
勝ったと思ったのは幻で
最終的には負けている可能性もある。

最後はどうなるんだろうか。