全身「紫」さんのことを
書いた。
実は、その日にも初めての
場所でも講演があり、珍しく
スーツを来ていた。
ただ、会場について、明るい
照明のなかで、はじめて気づいた
のだけれど、下は黒っぽいスーツ
のズボンだったのだが、上は明らか
に紫っぽいジャケット。明らかに
ヘンだった。全身「紫」さんに
なれれば、なりたかった。
ヒトのことを、とやかく
いうもんじゃない。
2011年2月
適職
何が得意かとか
何が向いているか
ではなく、
何であれば、
自分に希少価値があるか
を考える。
けっして得意なわけでもなく、
向いていると思えなくても、
誰もやろうとしないことで
自分にとってはさほど
苦にならないことであれば
それは適職だ。
適職なら、最初は給料が
低くても次第に増えていったり、
なんといってもやりがいが出てきたり
する。
自分がそこで希少価値であるならば
自分にはValueがある
ということである。
スプリング・ツアー
今週はずっと講演が続く。
しかも、これまで行ったことが
ないところばかりだ。
花粉症がひどくなる3月は
お引き受けしないことにしているので
その前の最後の集中時期という
ところか。
その花粉も肌に
日に日に感じている。
とにかく開始時間に遅れないことだけ
考えている。
失業者でもなく、フリーターでもなく。
電車のなかで、全身
「紫」の人が
前にいた。
洋服、靴下、化粧は
もちろん、
カバン、それに
勉強していたペンも
紫だった。
ペーでもなく。
パーでもなく。
ピンクでなく。
英語風にいえば
パープー
というところか。
潔し。
似て非なる。
壁と塀。似てるようで違う。
壁の前でウロウロするのは
いいですが、
塀の前でウロウロしては
いけませぬ。