『希望を語る』明日発売です。

 いよいよ明日から『希望学』が書店に並ぶ。
 それもあって、昨日はシリーズ刊行の趣旨に
 ついてプレスリリース(記者会見)に参加。
 記者会見は、以前、『14歳からの仕事道』で
 参加した「よりみちパンセ」シリーズ以来だ。
 「過去の記憶のないところに未来の希望はない」
 「希望は目標の実現に向けた追い風になるときも
  あるが、場合によっては向かい風になるときもある」
 「希望と安心・幸福の違いについて」
 など、この一年間編集作業のなかで、これまで何度も
 読んできた内容だが、改めて眺めると、今の時代に
 とって大事なメッセージがたくさん込められていると思う。
 希望というテーマについて一から考えてみたいと思う方に、
 ぜひ読んでいただきたいと思う。ぜったいに何かヒントが
 得られるはずだ。
 またぜひ感想やご意見もお寄せいただければと思う。その
 ご感想やご意見一つひとつが希望学なのだ。ゲンダラヂオ
 でも、アマゾンでも、コメントをお待ちしています。
  アマゾン『希望を語る』
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/413034191X
 東京大学出版会『希望学』
 http://www.utp.or.jp/series/kibougaku.html

みるしかない。

 足裏のツボにものすごく痛い部分を発見する。
 押すと痛いし、その後、全身に脱力感。
 このまま押し続けるべきなのか、そうでないのか。
 じっと足裏をみる。

黄色

 花粉症にとってこの時期の
 外出は大げさでなく、一大決断
 である。
 仕方なく外出すると、つい早歩きにも
 なるし、とにかく一目散と、視野も知らず
 しらず、狭くなる。
 というわけで、昨日川沿いを歩いていて
 はじめて、菜の花がすっかり咲いていること
 を知る。

かつて希望は

希望学の成果報告会も楽しく終了し、
 これからは広報活動もしていく。
 4月7日発売予定の希望学第1巻
 『希望を語る』については
 東京大学出版会のホームページに
 情報が。
 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-034191-2.html
 
 今回、希望学は全4巻を4月から毎月
 刊行の予定だ。
 刊行に際して、嬉しかったのは、
 村上龍さんに、実に素敵な推薦文を
 いただいたこと。
 最近お目にかかっていなかったにも
 かかわらず、まるで4年間の希望学を
 見ていていただいたかのような推薦文
 に、関係者一同驚く。
 
 これから東京大学出版会の広報紙などにも 
 掲載される予定ですが、その内容をひと足
 早く、ゲンダラヂオでご紹介。
 ○
  かって希望は、焼け跡にまかれた種子のような
 ものだった。多くの人がその果実を味わうことが
 できた。今は違う。希望の芽を育むためには、
 個人と社会、それぞれの戦略が必要だ。この本は
 そのための果敢な挑戦の書である。
                       村上 龍