でも、そうは言っても、あんまり人のことは
いえないな。自分だって、たぶん、どこかで
エラそうだって、誰かに思われてるだろうしな。
そういえば、まえにNOLAのキクちゃんが
「人に言ったことは、かならず自分にはねかえってくる」
って、いってた。
エラそうにしているのは、人であれ、自分であれ、
本当にイヤだ。けど、たしかに丁寧であることと
慇懃無礼であることの境界は、実のところ、
とてもむずかしい。
あと、『仕事とセックスのあいだ』、
お買い上げいただき、ありがとうございます。
どう書けば、読んでいただいた方にできるだけ
不愉快じゃないか、自分なりに考えながら書きました。
去年一年、結構苦しみながら書いたので
少しでもよろこんでいただければハッピーです。
2007年1月
どうした?
「どうした?」
ぼくは、どうみたってもう30代にはみえない。
それを、30代前半、ヘタすれば20代かもしれない(多分)
若者から「医者」という肩書きだけで、タメ口、というか
見下ろすような言葉遣いでしゃべられるのは、
正直、気持ちよくない。というか、悪い。
「バイじゃないよね?」
生まれて初めての質問にドギマギしたのが事実だが
そういうごくごく個人的なことに、もう少し、丁寧というか
気を遣った聞き方って、ないもんだろうか。
ましてや、内科もしくは胃腸科の「先生」ですよね。
少しヒトの内面についての聞き方、勉強された
ほうがいいんじゃない?
あんまりお腹が痛くて、主治医の先生がお休みの日で
別の若い「先生」に診てもらって失敗した。
きっと、むっとしてたんでしょうね、私。
電子カルテに、「この患者は理解が悪いみたいです」
と日本語で書いてあった。別の採血の部屋で
パソコン画面上のカルテにばっちり見えてしまった。
理解が悪くて、わるかったな。
と言う感じで、先週の金曜は最悪だった。
でも、今はこんなこと、書いてたら、すっきりした。
そうか。こんなふうにブログ使うのか。納得。
でも、実名で書くのははよくないので、よい子の
みなさんはやめましょう。
まてよ、このまま、読んだヒトは、
「ゲンダさんて、やっぱり、・・・そうだったんだ」と
思うだろな。
一応、違うんです。まっいいか。
『仕事とセックスのあいだ』
『仕事とセックスのあいだ』
玄田有史・斎藤珠里
700円(本体価格)/ 735円(税込価格)
2007年01月12日発売
新書判並製■216ページ
朝日新書
朝日新聞社のOPENDOORSで立ち読みできます。
ラヂオスタッフ
新書について
新書について、わが友○ケンからのメール。
>
>> 玄田さんの新刊、金曜日に購入し今7章に入るところです。
>> 玄田さんの著書の中では一番面白いかも…。
>> 未だ途中ですが、感想をつらつらと。
>>
>> ■セックスが仕事に与える影響は考えたことあったが、
>> 仕事がセックスに与える影響は考えたことが無かった。
>> ■何をもってセックスというのか、難しいところもあるが
>> 調査と同じ視点で考えれば、あたしゃセックスレスだなぁ。
>> ■避妊の一つの方法として、セックスレスを選ぶ夫婦もいるのかも。
>> ■職場の雰囲気がセックスレスに関係あるって、わかる気がする。
>> ■本の中で、これから玄田さんはどういう方向に話を展開していくのか楽しみ。
>> ■フランス人ってすごい。
>>
>
続いて、共著者である斎藤珠里さんのエッセイ。
http://www.ohmynews.co.jp/OhmyColumn.aspx?news_id=000000004579
ジリッと口の中で言った
このあいだ、最近、間違えて舌を噛むことが
なくなった、なんて書いたのだが、昨日の夜
豚キムチを食べているとき、しっかり噛んだ。
血も出た。痛かった。やっぱり、エラそうなこと
言うもんじゃないな。まてよ、エラそうかな。