家族という、プライベートで他人が土足で
やみくもに踏み入ることの許されないテーマに対し、
経済学者を含む研究者は、これからどのように
向かい合っていくべきなのだろうか。私が
あらためて思い浮かべるのは、次の石川先生の言葉である。
「制度化された経済学の最大の弊害は、
方法論的無反省となる以前に、経済学者が
どのような社会的役割を果たすかについての
主体的意識が希薄化してしまうことにある
のではないだろうか?」
家族という、プライベートで他人が土足で
やみくもに踏み入ることの許されないテーマに対し、
経済学者を含む研究者は、これからどのように
向かい合っていくべきなのだろうか。私が
あらためて思い浮かべるのは、次の石川先生の言葉である。
「制度化された経済学の最大の弊害は、
方法論的無反省となる以前に、経済学者が
どのような社会的役割を果たすかについての
主体的意識が希薄化してしまうことにある
のではないだろうか?」