今朝、ちょっと用事があって
丸の内オアゾの丸善まで
行った。
一階の経済コーナーには『格なし本』
は一冊しかなかったのだが、三階の
社会学コーナーではたくさん積んであった。
それより何より驚いたのは
石川経夫『所得と富』(岩波書店)
の復刊本が2010年5月に刊行されていたこと。
http://www.iwanami.co.jp/fukkan/index.html
岩波ブラボー。
2010年6月
絶望なんかしていられない(記念講演会)
希望学スピンオフストーリー第一弾
中村圭介著 『絶望なんかしていられない』
刊行を記念して、講演会を開催します。
著者である中村圭介さんの講演の他、
主人公である救命救急医の二宮宣文先生と
中村さんの対談などを行います。私も司会で
参加します。
7月6日(火)夕方4時より
東京大学社会科学研究所赤門総合研究棟
センター会議室で行います。入場は無料です。
事前の登録の必要もありません。
詳細は
http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/symposium/100706_symposium.html
をご覧ください。
希望学にご関心をいただいている
みなさんのお越しをお待ちしています。
希望学はまだまだ続くのです。
絶望なんかしていられない(挨拶文)
2005年からはじまった希望学のなかでは、
たくさんの素敵な出会いがありました。その一つが、
国際救急救命医の二宮宣文さんと社会科学者の中村圭介さん
の出会いです。
中村さんによって描き出された二宮さんの物語から、
私は医療の希望を見た気がします。この本には
壮絶な写真も含まれています。
でも現実に目を背けてはいけないと思いました。
本の刊行までにはいくつかの試練や困難もありましたが、
乗り越えた先にやっぱり希望は待っていてくれました。
ここにまた一つ、希望学の貴重な成果が生まれました。
ご一読いただければ幸いです。
絶望なんかしていられない
希望学の新しい本が出ました。
『絶望なんかしていられない
-救命救急医ドクター・ニーノ・戦場を駆ける』
中村圭介著、荘道社、1,575円
です。帯を書かせてもらいました。
ぜひ読んでください。
○
この一冊には世界の希望が宿っている!
希望を安易に語らない二宮さんは
「本当に必要なのは『野望』かもしれない」
と言った。戦場を駆け巡ってきた救命救急医と、
みずからを調査屋と名乗る当代随一の社会科学者による
出会いと対話が生んだ奇跡。希望学のエッセンスが見事に
ちりばめられているこの一冊には、日本人の、いや世界の
希望が宿っている。この本に何も感じない人は、医者に
なってはいけない。この本で勇気を得た若者は、きっと
医者に向いている。今すぐ医者をめざすべきだ。
玄田有史
ゲゲゲの夏至
近所の川に、亀さんが大量に生息している
場所がある。ついずっと見てしまう。
紫陽花も見ごろだ。今日は夏至だ。