正確には
おぼえていないけれど
たしか一か月くらい前
だと思う。
地下鉄に乗っていた。
比較的空いていて
席にも座れた。
周りにも満席ではないが
何人かが座っていた。
となりにいた女性がふと動く。
降りるのかなと
思いきや、
斜め前の席に
移動して
何ごともなかったかのように
ふたたび座っている。
特に向かい側が空いている
というわけでもないように思えた。
その人は何駅か後で降りたようだった。
そして・・・
同じことが、昨日もあった。
夜でもなければ、酔っ払っても
いなかった。
満席でぎゅうぎゅう詰めということでも
なかったと思う。
居眠りして隣に迷惑をかけていた
わけでもなかったはずだ。
たまに自分でも席を移動することが
ある。そのときには、なにがしかの
「異変」を感じている。
ということは、自分がまさにその
異変なのだろうか。
恐怖の実話。
2013年4月
釜石・浜千鳥
You Tube
ユーチューブというのは
存在は知っていました。
ごくたまに見ることはあります。
タイマーズの「夜のヒットスタジオ」
のFM東京事件なども最高だと
思います。
でもそんな一部を除けば
あまり見たいものも
そんなになかったのです。
それが最近おもしろいな
と思うものがあります。
それは過去のラジオ番組を
ユーチューブで聴くことです。
山下達郎がCDのプロモーションで
出ているラジオ番組などもけっこう
あります。山下達郎は、何気なく
職人としての考えを話したりする
のですが、いつもすごく勉強になります。
さらに
「ぬかるみの世界」が聞けるとは・・・。
むかし松江から一生懸命、日曜深夜に
周波数を合わせて聴こうとしたものです。
東京に来てから、ぬかるみを知らない人が
多くてびっくりしました。
関西でも知らない人がいて驚くことも
あります。
思いがけない人の共演とかも
あってユーチューブのラジオは
なかなかに奥深いです。
賃上げ
賃上げへの期待が
高まっている。
どんな国の
どんな時代でも
賃上げを実現するのは
そこでもっとも成長が
著しい産業だ。
成長する産業は
つねに人手不足気味であり
人手を確保するために
世間相場よりも賃金を率先して
上げていく。そのための原資も
確保されているものだ。
だとすれば、日本にとっての
成長産業は何か。
製造業ではない。
金融業でもない。
小売業でもない。
建設業でもない。
それはひとえに
医療・福祉業だ。
医療や福祉は着実に
就業者が増えているが
まだまだ人手が足りないままだ。
規制の影響などもあって
なかなかそこで働く人の賃金は
上がっていかない。
しかし今後ますます重要性の
高まる医療や福祉の現場で
働く人の給料が上がらないかぎり
日本全体の賃金は上がらない。
賃金が上がらなければ
デフレもおさまらない。
日銀の金融政策は
時間がかかるだろうが
いつかは物価を上昇気味には
するだろう。
しかし日銀に医療や福祉の
賃金を直接上げる力はまったくない。
物価が上がって、賃金が上がらなければ
労働者の生活はますます苦しくなる。
よろこぶのは、賃金据え置きのまま
物価の上昇で利益が得られる企業と
負債を物価上昇で軽減される資産家
だけだ。バブルは彼らにだけ利益になる。
医療や福祉の賃金を、利用者の
負担を過剰に高めないで、上げるには
さまざまな規制の緩和も必要だが
なんといっても現場で頑張っている人たちの
知恵を集め、それを制度の改善につなげて
いくしかない。
デフレを克服できるのは
日銀ではない。
それを可能にするのは
賃上げを実現するための
現場の知恵だけなのだ。
春
地域によってはまだまだ
かもしれませんが
こちらはすっかり春めいて
きました。
気がつくと
新緑の木々が
目につきます。
今日から今年度の
授業も始まります。
なぜだか
わかりませんが
最近妙に
輪郭のはっきりした
夢をみます。
というのも、
ひとこと一言の
「セリフ」を
なんとなくよく
おぼえている夢です。
これはなにかあるのでしょうか。
いずれにせよ
よい新シーズンを
みなさま
お迎えください。