ふたたび
http://www.nippon.com/ja/column/g00348/
にある
図を見ていただくと、
「正社員」を含む記事が
突出して増えた年次があります。
それは2009年です。
2009年はリーマンショックの翌年で
お正月には日比谷公園での
日雇い派遣村が
話題になった年でした。
その年には「正社員」を含む記事が
年間1749件にものぼり、
「非正社員」に関する記事も
405件となっていました。
平均すれば一日に一件は
非正社員という言葉が
登場するようになったのは
後にも先にもこの年だけです。
ただ、この2009年を境に
非正社員という言葉が広まって
いったのは事実です。
同時に、
小倉一哉さんも指摘を借りれば
「言葉としての
「正社員」がマスコミに
普及してから、
まだ10年くらいしか経っていないのだ」
というのは、本当にそのとおりだと
思います。