新幹線で2回聴いた。

 平成の歌の特徴は、自分を歌うことに
 あるのだという。では、昭和の歌は、何を
 歌ってきたのだろうか。
 
 昭和の歌は、「世間」というものを歌った。
 「また会う日まで」
 「あの鐘を鳴らすのはあなた」
 「ジョニーへの伝言」
 「五番街のマリー」
 「青春時代」
 「朝まで待てない」
 「時の過ぎゆくままに」
 新幹線のオーディオ番組を聴いていた
 なかでの、阿久悠さんの言葉らしい。
 すべての歌詞は、阿久さんによるものだ。
 「舟歌」も、もともとは美空ひばりが歌う
 ことを意図して書かれたものが、その後
 理由があってお蔵入りしたのを、浜圭介さん
 と八代亜紀の思いで世に出ることになった
 という。
 はじめて知った。
 世間。
 世間とは何か。ちょっとだけ考えたけれど
 答えはもちろんみつからないままだ。

しつこく

 今日はおいしい焼肉を
 何もつけずに食べてみた。
 
 うまっ。うへへ。
 宮崎の関係のみなさまに
 心からお見舞い申し上げます。
 つけない力シリーズは
 今日でおしまい。

やっぱり君

  でも何もつけずに食べて
 本当においしいのはやはり
 蕎麦ではなかろうか。
 いつかそのまま食べた水蕎麦って
 いうのは、なんだったのだろう。

衝動

 最近、さしみを前にすると
 むしょうにそのまま食べたくなる。
 醤油などつけず。そのまま。
 高血圧で、無意識のうちに
 醤油に抑制が効いているわけでもない。
 多分そんなに血圧は高くない。
 そうなると野性か。野生。
 魚そのままの味。もしくは食感。
 ただ、おいしい山葵とか生姜は
 まだうれしい。野性と理性のあいだか。
 前から豆腐には醤油をつけなかった。
 醤油が嫌いなわけではない。小学生の頃の
 記憶は、造醤油屋さんと造酒屋さんだ。
 
 そのまま食べる。さしみをそのまま
 食べるのが好きな人を、もうひとり
 知っている。
 

歩こう

 せっかくなので
 万歩計をつけてみたところ
 午前中だけで
 わすか43歩だった人がいた。
 本人いたって健康である。
 なんで?