節分で厄明けです。
昭和39年、東京オリンピック世代の
男子のみなさま、おめでとうございます。
なんかちょっと
「ゲンダさんの新しい本、買いましたよ」
「あ、ども、ありがとうございます」
「でも、タイトルがタイトルで、なんか、ちょっと買いにくかったな。
もうちょっとなんとかならなかったんですか。あれじゃ、女性
ファン、減るとおもいますよ。ぜったい」
「すみません、あれでいっぱい、いっぱいだったんで」
「なんでしたっけ、本の題名、あ、そう、そう、
『仕事のあいまにセックス』
ねっ。やっぱ、いかんわ、このタイトル。」
「ま、・・・、なんでもいいんですけど・・・ね」
原作:ちんげん斎
でもでも
でも、そうは言っても、あんまり人のことは
いえないな。自分だって、たぶん、どこかで
エラそうだって、誰かに思われてるだろうしな。
そういえば、まえにNOLAのキクちゃんが
「人に言ったことは、かならず自分にはねかえってくる」
って、いってた。
エラそうにしているのは、人であれ、自分であれ、
本当にイヤだ。けど、たしかに丁寧であることと
慇懃無礼であることの境界は、実のところ、
とてもむずかしい。
あと、『仕事とセックスのあいだ』、
お買い上げいただき、ありがとうございます。
どう書けば、読んでいただいた方にできるだけ
不愉快じゃないか、自分なりに考えながら書きました。
去年一年、結構苦しみながら書いたので
少しでもよろこんでいただければハッピーです。
どうした?
「どうした?」
ぼくは、どうみたってもう30代にはみえない。
それを、30代前半、ヘタすれば20代かもしれない(多分)
若者から「医者」という肩書きだけで、タメ口、というか
見下ろすような言葉遣いでしゃべられるのは、
正直、気持ちよくない。というか、悪い。
「バイじゃないよね?」
生まれて初めての質問にドギマギしたのが事実だが
そういうごくごく個人的なことに、もう少し、丁寧というか
気を遣った聞き方って、ないもんだろうか。
ましてや、内科もしくは胃腸科の「先生」ですよね。
少しヒトの内面についての聞き方、勉強された
ほうがいいんじゃない?
あんまりお腹が痛くて、主治医の先生がお休みの日で
別の若い「先生」に診てもらって失敗した。
きっと、むっとしてたんでしょうね、私。
電子カルテに、「この患者は理解が悪いみたいです」
と日本語で書いてあった。別の採血の部屋で
パソコン画面上のカルテにばっちり見えてしまった。
理解が悪くて、わるかったな。
と言う感じで、先週の金曜は最悪だった。
でも、今はこんなこと、書いてたら、すっきりした。
そうか。こんなふうにブログ使うのか。納得。
でも、実名で書くのははよくないので、よい子の
みなさんはやめましょう。
まてよ、このまま、読んだヒトは、
「ゲンダさんて、やっぱり、・・・そうだったんだ」と
思うだろな。
一応、違うんです。まっいいか。
『仕事とセックスのあいだ』
『仕事とセックスのあいだ』
玄田有史・斎藤珠里
700円(本体価格)/ 735円(税込価格)
2007年01月12日発売
新書判並製■216ページ
朝日新書
朝日新聞社のOPENDOORSで立ち読みできます。
ラヂオスタッフ