スネップについての質問に答える

むかし、
奴隷制度があった頃
ある奴隷がこう言いました。
「ええ、たしかに私は
自分で選んで奴隷になったとも
言えますね。
奴隷になる以前の生活に比べれば
今のほうがずっとましです。
それに奴隷になってから辛くて
死にたいと思ったこともありましたが
死ぬよりは今のほうがまだいいと
思って、奴隷として生きることを
自分で選んだんです。
苦しいこともあるけれど
生きているだけ
今は幸せだと思っています。」
この話を聞いて
奴隷は自分から選んでなったのだし
今も奴隷生活を好きでやっているのだから
何の問題もないという人は
いるだろうか。
本人の選択や価値観がどうであろうと
奴隷制度を生み出した社会には望ましくない
変えていくべきだと考え、行動した人たちを私は
正しいと思う。

スネップについて話をさせていただくと
スネップだって自分で選択してなったんじゃないですか、
他人と交わるのが嫌いな人が好きでなっているんじゃないですか
といわれることがある。
ニートでも、同じようなことが
いわれた。
私は本人が選んだ結果だから、好きでやっている
ことだから、問題はないという立場には、極力立ちたくない
と思っている。
選択したか、そうでないかなど、
言葉のアヤでしかないことも多く、
スネップにせよ、ニートにせよ、
自分で選んだかどうかは問題ではない。
どういう理由にせよ、
もう簡単には抜け出せなくなっていることが
問題なのだ。
それに選択していたり、好きでやっているということと
大量にスネップを生み出している社会を疑うべき
ということは、まったくちがうことだとも思っている。

コブラ

ひさびさに
夜明けの
こむら返り。
痛いと思いつつ
前回までの経験から
身体をなんとか
起こすようにする。
寝たままで体を
伸ばすより
回復は早いようだ。
朝も寒くなって
きました。
みなさま
お気をつけください。

朝日新聞オピニオン

今朝の
朝日新聞の
オピニオン欄で
ひきこもり問題に
取り組む秋田県藤里町
の菊池さんへのインタビュー
にあわせて
孤立無業に関するインタビューも
掲載していただきました。
ひきこもりや孤立無業の問題を
無視することなく、真正面から
向かい合おうとしている
菊池さんをはじめ藤里のみなさんの
努力は本当にすばらしいものだと
感じました。
また菊池さんも述べていらっしゃいましたが
孤立無業や引きこもりは藤里に固有の
問題ではなく、みんなの身近にあるのだけれど
隠れて見えていないだけの問題なのだと
感じ取っていただければうれしいです。
今日は「孤立無業」を書いてよかったと
思いました。
丁寧で正確に記事を書いていただいた
太田記者に感謝申し上げます。