5月の労働力調査の結果が今朝発表。
完全失業者数は347万人、季節調整値
で5.2パーセントと、引き続き悪化が続いて
いる。
同日に発表される有効求人倍率も、現在の
調査方法では過去最低の0.44倍だそうだ。
雇用調整助成金の支給対象数に、減少が
みられるなど、来月もしくは再来月くらいからは
上昇のテンポもひと息つくかもしれない。
ただ、年齢別に発表された完全失業率は、
15~29歳で9.0パーセント(原数値)で他の
年齢層より抜きん出て高い他、対前年増減率も
1.9パーセントも最も大きくなっている。
雇用情勢が一段落しても、ふたたび若年就業の
冬の時代は避けられそうもない。
また失業率の男女差も拡大し、男性の方が
女性よりも就職の状況は概して厳しい。
このようなところから、雇用システムの変化
は始まっていくのだろう。
カテゴリー : ベンキョーしてみた
労働力調査4月結果
2009年4月の労働力調査の速報。
完全失業率(季節調整値)が5.0%に
なり、悪化が続く。
ただ、最初はもっと悪化するのではないか
と思っていたので、やや意外な感も。
ゴールデンウィークもあって求職活動など
手控えもあったのかもしれないが、失業者数は
季節調整値334万人は、2003年同月の364万人より
まだ少ない。
雇用は遅効性があるので、今後はなんともいえないが
景気の底打ち感と追いかけっこだろうか。それに新卒
採用は当面厳しいだろう。
「変化」と「水準」の見方にも注意が必要だろう。
今回の教訓は急速な悪化への対応にあるのかもしれない。
2つの「化」
昨日、電車に乗っていて
これからの働き方・雇用システムの
キーワードとして
『非正規の人材化・正規の仕事化』
という言葉が、ふと浮かんできた。
これからは、非正規で働く人々が
大切な人材としてみなされる社会づくりが
大事で、同時に正規の人たちにとっても
一人ひとりが大切にされながら一方で
仕事としてのある種の割り切りができる
ことも求められているのではないか。
非正規は仕事の内容によって報酬など
決められることが多く、反対に正規は属人的な
要素が強いのが現状だ。それを180度転換する
ことは困難だけれど、ゆるやかにモードチェンジを
することが必要だし、実際の職場はその方向に
動き始めているように思う。
今朝のニュース
今朝のNHKニュースで
北朝鮮から韓国に脱北した人たちの
自立支援について報道していた。
支援のためのトレーニングで力を
入れているのは、なれない
PCや携帯電話の使い方の他、
「自分を表現すること」なのだという。
見ていて、なんだか少しせつない
気持ちになった。
。
今日から裁判員制度がスタートする。
一生のうちに、一回でも裁判員になる
確率はどのくらいになるのだろう。
一生に一回あるか、ないかくらいだろうか。
それとももっと高いのか。いずれにせよ
そういう報道があるほうが、多少は
安心もあるのではないだろうか。
ちなみに毎月全国の4万世帯が対象となる
完全失業率などを調べる「労働力調査」
の対象になる確率は一生に一回くらいと
いわれている。
http://www.stat.go.jp/data/roudou/index.htm
一ついえそうことは、これからますます
「わかりやすい」ということが大事になるという
ことなのだろう。
井川さん
戦後最悪の実質経済成長率である。
1月から3月期は年率換算で15.2%減。
こういう事態は、自分の生活スタイルを
変えるチャンスと考えるしかないように
思う。戦後最悪はこれからまた何度となく
繰り返す可能性は少なくないのだし。
○
ところで、最近、朝歩いていると
俳優の井川比佐志さんに酷似の
方と、よくすれ違う。
http://talent.yahoo.co.jp/pf/detail/pp16997
井川さんは好きな俳優さんなので
まさかと思いつつ、少しドキドキする。
井川さんはいつも真剣な顔をして
歩いている。ぜったいにこちらをみない。
こちらはちらちらみてるのに。
井川さんは、毎朝、短パンだ。紫の
ポロシャツにリュックで黙々と歩いて
いる。
明日も井川さんに遭うだろうか。