1月の労働力調査の結果が発表された。
失業率が下がったことで報道も若干拍子抜け
気味といったところか。おそらく5月に発表される
4月の労働力調査の結果が、注目を集めること
になるだろう。3月一杯で契約が切れる非正規雇用が
とても多いと予想されるからだ。
ただ現状でも気になるのは、就業者数とならんで
労働力人口も12ヶ月連続して減少していることだ。
働くことを断念した無業者である非労働力人口が
特に若年・中年の男性で今後増えていくとすれば
それは雇用問題に限らず、治安や自殺など社会
不安に直結する。非労働力人口は、前年同月に
比べて22万人増である。
非労働力人口には、団塊世代の引退など別の
要因も左右しているので、その動きは複雑だ。
今後その動きは、要注意である。
2009年2月
危険な春を前にして
雇用創出のために必要な
内需拡大策の一つとして
都市部の主だった駅すべてに
転落防止柵を設置するという
のはどうだろうか。
東京の山手線などでそのような
計画もあるらしいが、公的資金を
用いて前倒しで実施する。2010年度
末をメドにすべての駅に設置する。
自殺は、「する」ものではなく、
「吸い込まれる」ものなのだという。
統計による差はあるが、年間の
自殺者数は約3万人。人口比で
みれば、世界的にも悪い意味で
トップクラスにある。
それを30年以上前の2万人未満まで
引き下げることを政権が続く限りの
目標とする。それを、医療、雇用、治安、
福祉など、あらゆる政策の大原則の
目標とする。
そのような主張をしている人たちが
いれば、賛成したい。
すごい、すごい。
小山薫堂さんの
ラジオ番組が好きだ。
6PMとかも、なんとなく
よく聴いていた。
裏方さんのご努力も並大抵
ではなかったでしょう。
アカデミー賞、おめでとう
ございます。
ヒース・レジャーの受賞も
日本でもっと報道してほしいけど。
不況のおかげ
これまで戦後にも何度か不況があった。
70年代前半の石油危機、80年代半ばの
円高不況、そして90年代からの失われた
10年など等。
90年代後半の不況が、それまでと異なって
いたのは、「不況でかえって忙しくなった」
という声が聞かれたことだ。それまでは
不況で時間や余裕が出来たことで、ラインの
見直しなど、生産体制を再構築したことが
その後の復活につながったといわれる。
はたして今回の不況はどうか。
不況のなかで、「時間」や「育成」
のあり方を改めて見直せるか。
それがーー
いちばん
ダイジィーーー
(大事マン・ブラザース)
微妙な配慮
ノンステップバスが、
お客さんが降車するとき、
自動的に左側へとわずかに
傾くことを知ったのは、
つい最近のことだ。