直接

広島、75年目の夏。

記念式典を中継する
番組のなかで
広島の大学生の女性が
「自分たちは
被ばくを経験された方々から
直接話を聞ける
最後の世代と
言われている」
と言っていた。

本当にそうだと思った。

広島だけでなく、
長崎も、沖縄も、東京も、
多くが過酷な経験をされた
すべての地域で、
それでも話をしてもよい
という当事者の方々に
直接会って、
話を聞き、
表情を見て、
時間と空間を共にできる
かけがけのない最後の時間が
まさに今なのだろう。

感染の先行きが
どうなろうとも
とりかえしのつかない
大切な一瞬のなかに
今あるということを
あらためて教えられた。