やりなげ

 いま、ヤングは、やる気のことを
 モチベというそうな。
 ファストファッションもわからんかった。
 なんもわからん。
 
 ケータイももっていないし。
 どうでもいいや。

悲しいニュース

 三沢光晴が亡くなった。
 学生時代、結構プロレスが
 好きだった。まだ三沢が全日本
 にいて、永源が会場に唾を飛ばして
 大熊がグリコして、みんなが馬場さん
 に喝采を送っていた、ある意味、
 全日本の栄光の時代。
 年末の武道館にも行ったことがある。
 とにかく、みんなが懸命に自分の
 プロレスをやり切っていた。
 お客さんも第一試合が始まる前に 
 お弁当を食べ切り、すべての試合の
 一挙一頭足に集中していた。
 結果も大事だけれども、プロセスが
 大事なことを教えてくれたのは、
 プロレスだったかもしれない。
 
 昨日、今日と、悲しいニュースが
 続く。やりきれない。
 合掌。 

非常の仕事

 
 学習院大学での非常勤講師も
 はやくも、あと4回。むかしもそう
 だったけれど、学習院の学生さん
 はとても落ち着いていて、すごく
 授業がしやすい。感謝している。
 ただ、それにしても、漢字が書けなく
 なっていることに、自分自身、愕然
 とする。「殺到」するを、「殺頭」する
 と書くとは、我ながら、あきれる。
 2時間連続の授業の上、先週、今週と
 朝はNHKの録音もあって、終わった
 ときは、ほとんどヘロヘロ状態だ。
 毎回、誰かしら、懐かしい顔ぶれが
 授業を覗きに来てくれるのも、うれしい。
 
 あと4回。なにをしゃべろうか。

ユーモアin 三省堂

 希望学第三巻『希望をつなぐ』が刊行。
 第二巻とあわせて希望学の釜石研究が
 地域で希望を求めて奔走されている方々 
 へのエールになることを願っている。
 そんな希望学刊行記念もあって、
 昨夜は神田の三省堂本店で
 姜尚中さんとの対談イベント。
 姜さんとは大学の構内でお見かけしたり
 大学近所のお蕎麦屋さんでご一緒したり
 したことはあったけれど、お話をするのは
 はじめて。
 対談では終始、希望学そのものに
 エールを送っていただいた。
 とてもやさしくて、懐の深い方、
 誠実な方だなあと思った。
 
 当初、今回のトークイベントは、笑い 
 はナシかな、と思ったが、終始結構
 ユーモアと笑いで一杯だった。参加者
 のみなさんに感謝。釜石から来ていた
 澤田由佳子も、しっかりと釜石弁で
 ウケをとっていた。おそるべし、澤田。
 それにしても、いろいろトークイベントには
 出たけれど、会場中の女性が、隣の男性
 にうっとり目線をこれほど送っている会は
 はじめてだった。いろいろおそるべし。
 
 それにしても希望にはユーモアが大事で、
 ユーモアについての意味は、三省堂からの
 新明解国語辞典が最高であることを言い忘れた。
 ぜひ、お持ちの方は、読んでみてください。